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大学職員がブログ書いてもいいですか?

とある大学の職員が、大学職員のことから教育関連やら経済・金融やら日常やら書きます(予定)。

私立大学職員になるには? Part.4

私立大学職員になるには?の第4回目。このシリーズラストです。

 4. 私立大学職員の採用試験って実際のところどうなの?

前回まで採用に関する記事を書いてきましたが、ひとまずその話題は今回を最後にします。

そんなわけで、ラストは採用試験の実態や個人的な感想なんかを。私立大学職員になりたい人が一番気になるのは、たぶんこういう情報かな?ってことを今回は記事にします。

 

倍率ってどんなもん?

出身大学かどうかって大事?

どういう人が採用されてる?

どういう志望動機がウケる?

こんなことを書いてます。

 

倍率ってどんなもん?

大学入試なんかと違い、倍率等の採用データを公表している大学はほとんどありません(実際の内定人数のみ公表しているところは、けっこうありますが…)。

そんな中で、私が必死に検索をかけて調べた結果が下記のとおりです。

他の方のブログでもこういうデータを掲載していたりしますが、やはり同様ですね。あまり公表しているところはありません。他のブログには載っていない情報を載せたかったのですが、見つけられず…。

 

学校法人立教学院*1

 2015年度 応募者 503名 内定者 7名 倍率 71.9倍
 2014年度 応募者 660名 内定者 7名 倍率 94.3倍
 2013年度 応募者 476名 内定者 6名 倍率 79.3倍

  ※新卒採用のデータです。

 

学校法人関西大学*2

 2015年度 応募者 493名 内定者 16名 倍率 30.8倍
 2014年度 応募者 389名 内定者 12名 倍率 32.4倍
 2013年度 応募者 623名 内定者 12名 倍率 51.9倍

   ※新卒採用のデータです。

 

学校法人日本女子大学*3

 2014年度 応募者 約1,000名 内定者 5名 倍率 約200倍
 2013年度 応募者 約1,000名 内定者 3名 倍率 約333倍
 2012年度 応募者 約1,200名 内定者 6名 倍率 約200倍

  ※中途採用のデータです。

 

*私が現在の勤務先の採用試験を受けた際は、

応募者 約300名 内定者 4名 倍率 約75倍

だったそうです。後日、人事の方から聞きました。

 

◇参考ブログ

tensyokuiiyo.blog.fc2.com

 d.hatena.ne.jp

 

出身大学かどうかって大事?

これは、その大学によると思います。

私も何大学か採用試験を受けましたが、明確に自大学と他大学を選考段階から区別しているところもあれば、全く関係ないというような大学もありました。区別しているところは、おそらく自大学を○人、他大学を○人と採用人数からすべて決めていると思われます。そういう情報は絶対に公表してくれませんが、選考を受けているとあからさまだったので、バレバレでした。

あとは、そもそも自大学の人の方が応募者に占める割合が高いので、特に意図していなくても必然的に増えてしまうという場合もあると思います。

ちなみに、こちらのデータは下記のとおり。

 

学校法人立教学院*4

 2015年度 自大学出身者 4名 他大学出身者 3名 (内定者 7名)
 2014年度 自大学出身者 4名 他大学出身者 3名 (内定者 7名)
 2013年度 自大学出身者 3名 他大学出身者 3名 (内定者 3名)

  ※新卒採用のデータです。

  

学校法人関西大学*5

 2015年度 自大学出身者 11名 他大学出身者 5名 (内定者 16名)
 2014年度 自大学出身者 10名 他大学出身者 2名 (内定者 12名)
 2013年度 自大学出身者 12名 他大学出身者 0名 (内定者 12名)

  ※新卒採用のデータです。

 

どういう人が採用されてる?

これは、よくわかりません。大学にもよりますし、その時の採用担当者や採用方針によるかと思います。

個人的な感覚で言えば、新卒採用であれば、大学院生に対して優しいです。けっこういます。中途採用の場合、前職が教育関係(大学職員、塾・予備校職員)や金融機関の人がなんとなーく多いかなという感じです。

大学職員にはこういう人が多いっていうのは、また改めて記事にしますね。

 

どういう志望動機がウケる?

まず、自分が学生時代に職員にお世話になったとか、恩返ししたいとかは、微妙じゃないでしょうか。そんなのは何に対しても言えますよね?たとえば、電車通学してたら鉄道会社にお世話になるし、通販で買い物してたら宅配会社にお世話になるし…等。

もちろん、それがきっかけで大学職員に興味を持つことは素晴らしいと思います。その上で、なぜ大学職員になりたいのか?というところを考えてみては?

これに関連して、職員になったら何をしたいか?ということもよく聞かれます。これで言っちゃいけないのは、学生のために○○したい云々ばかり言ってしまうことですね。これも、もちろん大事な仕事の一つですが、大学職員の仕事は多岐に渡りますし、必ずしも学生対応をする業務ばかりではありません。むしろ学生と関わらない仕事のほうが多いかもしれません。そんなことも頭に入れて、志望動機は考えてくださいね。

 

 

以上、私立大学職員採用試験の各種データやら個人的な感想をつらつらと書いてみました。

 

私立大学職員になるには?というテーマで、Part.1からPart.4まで書いてきましたが、ここでいったん終了です。

※基本的には、個人の見解を書いていますので、その点ご留意ください。

 

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